事件・事故|なぜ彼女はそれほどまでに事実を隠したかったのか


この記事はアンビリバボーの動画を元にしています!
今回はアンビリバボーの動画から、とある事実を隠すために起きてしまった悲しい事故について記事にしてみたいと思います。愛する娘様を襲った悲劇とは一体どのようなものだったのでしょうか。そして、もしその立場だったとしたら皆さんなら耐えられるでしょうか。
目次
もくじ
- それは一本の電話から始まった
- 彼女の体にあった傷を確認しよう
- 西さんが考えた推理
- 救急車が呼ばれる事を拒否していた
- それは買い物袋の中身が物語っていた
- 今回の記事のまとめ
それは一本の電話から始まった

2014年警察から入った一本の電話にて、法医学講座の西尾 元主任教授の元に解剖の依頼が入ってきました。警察から話を聞くと、その遺体は家で発見されており、不可解な事として解剖してみると骨盤が骨折して血液が溢れていました。
第一発見者は、外から帰宅した彼女の母親でした。外から帰宅した母親から話を聞くと、自宅に帰宅したら娘様が倒れていたと証言がありました。遺体を確認すると額に傷があり侵入者も疑われましたが、自宅は争った形跡がありません。
階段からの転落が疑われました。
彼女の体にあった傷を確認しよう

彼女の体にあった傷は、膝小僧の傷と額の傷、骨盤と肩にも傷がありました。また骨盤に至っては多量出血しており、彼女の命を奪ったのはこの骨盤骨折が原因だと西さんは突き止めることが出来ました。
写真を見ていただけたら分かるように、右の骨盤を痛めていることがわかります。つまり、左側から大きな衝撃が加わって右側に倒れたことになります。警察は、階段から落ちたのではと推理しました。
ここで皆さんも推理してみてください。
西さんが考えた推理


西さんは、左側から車にぶつけられて右側に倒れたと推測しました。しかし、これでも謎は残ります。なぜなら、ここまで重傷を追っておきながらも、彼女は自力で自宅に帰宅していたからです。
ここで疑われたのが、運転手が事故を偽装するために彼女の遺体を自宅まで運んだのではないかという説です。運転手側からすると、事故は隠したいものです。同じ立場鳴らそうかもしれません。
果たしてこの事故は運転手の偽装だったのでしょうか…。
救急車が呼ばれる事を拒否していた


実は、西さんの推測通り車にぶつけられて負った傷だと判明しました。しかし、彼女は運転手に警察を呼ぶと言われてとっさに呼ばなくていいと言いました。運転手は彼女を家まで送り届けた後、念の為に警察に連絡したのでした。
西さん曰く、ぶつけられた左側の足の部分に骨折がなかったことから早い速度でぶつかったわけではないと結論付けました。だとしたら、警察を呼ばない理由はないはずですが、警察を呼びたくない理由はもっと他にあったのです。
それは買い物袋の中身が物語っていた

実は彼女は、アルコール依存症で一人でいる時はアルコールを摂取しないようにきつく言われていたのでした。そのため、母親にその事実を知られたくなくて、警察に通報されることを恐れたのです。
もしその場で通報していたとしたら、助かっていた可能性があったそうです。それでも、大切な人を悲しませたくなくてこのような形になったのでしょう。それだけ、母親は大切な人だったんでしょう。
大切な人を悲しませたくなかったのでしょうね…。
今回の記事のまとめ

骨盤が骨折していたのですから、彼女からしたら耐えられない激痛だったのではないでしょうか。その激痛に耐えてでも、母親の笑顔を守るためにその激痛に耐えていたんだと思うと考えさせられます。
それはきっと彼女が最後に守りたかった優しい嘘なのでしょうね…。